クライブ・シェリダン 御岳ヨガリトリート2015(東京都青梅市御岳山)

2015. 9. 19(土) 〜 24(木) 5泊6日 

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クライブについて

Clive-1080521*2Le1.jpg古来より、東洋の世界は「心の本質に目覚めよ」と私たちを呼び覚まし続けています。
クライブは1960年代より古典的なハタヨガを実践し、70年代後期より指導を始めました。
 自由なスピリットを重んじつつ、古典的なアーサナを呼吸への特別な配慮とともに分かち合います。奥深いプラーナヤーマの練習は、それ自体瞑想的ですが、正しく安全に探求することで、内なる経験をより深めていくことになります。
 彼はハタヨガの喜びを試練と変容の力を併せ持つ「内なる教え」に結びつけます。その教えは、彼のスピリチュアルな出自でもあるタントラとアドヴァイタに基づいていますが、こうした非二元論の教えが微細な融合を遂げたとき、それはシャクティとシヴァの結合、すなわちハートとマインドの統合(ヨーガ)となるのです。

 クライブは私たちに語りかけます。マインドを超越する内なる力に愛をもって目覚めるように、と。もっとも、それにはまず、マインドとは何なのかを理解する必要がありますが。
 インドでの長年にわたるスピリチュアルな旅路を経て、クライブは愛とユーモアをもって、彼の得た叡智をシェアするようになりました。そして、ヨガへのより深い洞察を求める者たち、さらには自己の真の本質に目覚めたいと願う者たちにインスピレーションを与え続けています。

 アーサナとプラーナヤーマは全レベル対象です。アーサナの練習では、パートナーのミランダが愛情溢れる力強いアジャストとともにクライブをサポートします!

ヨガリトリートについて

深山の宿坊での1日は、まだ薄暗い中での瞑想から始まります。昼まではマウナ(沈黙行)とともに、静けさの中でプラクティスを黙々と味わいます。力強いアーサナとプラーナヤーマは、内なる力を呼び覚まします。
 昼食と休息(あるいは山歩き?)ののち、サットサンガ(講話)では、タントラとアドヴァイタ(非二元論)に基づく「内なる教え」が平易な言葉で語られます。注意深くエゴ・マインドを観察した上でその性質を理解し、それを超えよ、とクライブは私たちを鼓舞します。
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1週間のリトリートは長いように思われるかもしれませんが、本当の意味でヨガの学びを深める上では最低限の長さです。彼の教えはシンプルで力強く直接的です。強度のある練習を一定期間続けることで、真理に結びつく教えが私たちの身体と精神に根付いていきます。新しい知識を獲得したり(そういう側面もありますが)、特定の教義にはまり込むのではなく、むしろ私たちを覆う無知のヴェールをはずしていくのです。つまりマインドがつくりだすさまざまな「思い込み」から自由になり、「本来の自分(セルフ)」に立ち戻る。そのためには、意識の動き方に気づき、エゴ・マインドのカラクリから脱却するのです。
 瞑想はそのための優れたツールとなるでしょう。プラーナヤーマは鋭敏な意識を養うとともに自分の内側をあぶり出すことにもなるでしょう。アーサナは身体的・精神的な力強さを培い、スピリチュアルな土壌を整えるでしょう。1週間で何かが完結するわけではなく、その後の生活の新たな始まりのひと時、こころの本質に目覚めるトランスフォーメーション(自己変革)の旅路の始まりの貴重な路程となるでしょう。
難しい理屈は脇へおいて、凛とした森のなかで、ほかの何かに煩わされることなく、シンプルに(そして、注意深く、愛を持って)気づきととも、そして喜びとともに過ごしましょう!

P1080469*1.jpgタイムテーブル(予定)
05:45 - 06:30 瞑想
06:30 - 08:00 プラーナヤーマ
08:00 -
  朝食、休憩
10:00 - 12:00 アーサナ
12:00 -     マウナ(沈黙)の解除、昼食、自由時間
15:30 - 16:30 サットサンガ(講話)
16:30 - 18:00 アーサナ
18:00 - 19:00 プラーナヤーマ
19:00 -     夕食
21:00    消灯

初日9月19日は、14~15時にチェックイン。15時半のサットサンガより開始。
最終日24日は、午前のプラクティスを少し短縮して12時チェックアウト。

リトリートの場所、御岳山

御岳山は、古くからの山岳信仰の行場として多くの修行者の信仰を集めてきました。奥深い山と森は神気にあふれ、都市の喧噪から離れてヨガの練習に打ち込むのには最高の場所です。自由時間は、宿坊で休息を取るのもいいですし、山を歩いたり、自然の中でのびのびと過ごすのにも良いところです。滝行ができる滝もあります。見晴らしの良いところでお茶をしたりするのもオススメです。
 東京都にありながら、東京とは思えない奥多摩の豊かな自然の中でゆっくりとした時間が流れます。
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宿坊 御岳山荘

リトリートは御岳山の宿坊のひとつである御岳山荘で行われます。御岳には、山頂にある武蔵御嶽神社の元にいくつもの宿坊が軒を連ねますが、柱や梁に古くからの様式を残す御岳山荘は建築的にも興味深い建物です。近年、銅葺きに代えられた屋根は、かつての茅葺きのふくらみ感を再現するかのごとく今に残る職人の技を静かにたたえています。
 練習の場となる大広間は、何代にも渡り宿坊の当主が神主として祭祀を奉ってきた神聖な場所です。静謐な空間は今もつづいている日本の精神文化を偲ばせます。
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御岳山荘のウェブサイトはこちら↓
http://www.mitakesansou.com

食事や持ち物

食事は全てベジタリアンです。朝食はセルフサービスで、果物と玄米粥などに具をトッピングして頂きます。ドライフルーツやナッツなどを持ってきてのせるのもオススメです(ご自身でご用意ください)。昼食は軽めな食事です。夕食は、お味も彩りも素敵なお膳に乗った精進料理です。ハードな練習を癒してくれます!
 飲み物は、お茶などを入れられるコーナーを用意します。保温性のマグなどがあると、部屋や外で飲む時に便利です。マイ箸などもあるといいかもしれません。9月の後半の御岳は、朝晩はかなり冷える日もあるようです。フリースや厚手の靴下などがあると良いでしょう。早朝の瞑想の時には、身体を覆うショールやブランケットもオススメです。ビンヤサのアーサナはしっかり汗をかきますから、充分な着替えをお持ちください。夜に山を歩きたい方は懐中電灯をお忘れなく。
御岳までのアクセス
JR青梅線 御嶽駅よりバスでケーブルカーの滝本駅へ (約15分)
 ※御嶽駅までは、東京から2時間弱、新宿から約1時間半程度です。
 ※御嶽駅からケーブルまでの終バスは、平日17:59、土日休17:53です。ご注意ください。
ケーブルカーで御岳山駅へ (約10分) 
 ※終電は18:30です(2015年5月現在)。間に合わない場合は、徒歩で登ることになります(約1時間)
ケーブル御岳山駅より徒歩15分ほどで御岳山荘に着きます。御岳山駅に大きな地図があります。
 ※ケーブルの終電に間に合わないことがあらかじめわかっている場合は、大きめな荷物を宿泊場所に宅急便などで送ることも可能です。その際は、ご相談ください。

参加費と申し込み

参加費:5泊6日:120,000円 (7月31日までの早期割引:111,000円 )

お問い合わせは、下記のアドレスまでどうぞ。
enquiry[@]wonderyoga.jpn.org
[@]を@に置き換えてお送りください。(迷惑メール対策です)